まちなか賑わいづくりプロジェクト:視察研修(山形県上山市)
まちなかの回遊性向上・賑わいづくりを目的として
平成26年度に設立された「まちなか賑わいづくりプロジェクト実行委員会」。
会津まちづくり応援隊含め、商店街・通りやまちづくり会社等のメンバーにより、今年度も活動しています。
その人材育成事業の一環として開催された視察研修に、応援隊6名が参加してきました♪
【「まちなか景観づくり(通りの修景整備)事業」に関する視察研修】
日時:平成27年6月7日(日)
視察先:山形県上山市
*通りの板塀化による景観向上の取組みを10年続けてこられた「城下町再生志士隊」の活動や
上山市における市民団体の活動状況、中心市街地活性化の取組みについてお話を伺いながら
武家屋敷通り・温泉街・上山城周辺・十日町商店街を実際に見て回ってきました。
快晴で、まち歩き日和でした(*^^*)
まずは、「城下町再生志士隊」による板塀化の取組みについてお聞きしました。
板塀化の中心エリアである武家屋敷通りは、4軒の武家屋敷が現存していて、緑あふれる静かな通りです。
もともとは、この武家屋敷通りの道路整備(美装化)のために設立された組織で集まった方々が
武家屋敷通り沿いの施設で配管の目立つ箇所に注目し、
配管を隠しながら景観を良くしようと板塀化したのが始まりだったそうです。
材料となる木材は、廃校になる小学校の校舎から。
そして廃校になる小学校の6年生の卒業制作として、子どもたちが板塀の一部(すかし絵)の制作を担当。
そうして完成した板塀がこちら ↓
このほか、城下町再生志士隊の皆さんで板塀化したところを、通り各所で見ることができます。
デザインには、上山の歴史や文化を反映しながら、塀のふちで波を表現したり、四季を描いたりと
様々なアイデアが表現されています。
このほか、「上山市まちづくりセンター」や「長屋門ギャラリー」、「まちCafé」など市民活動の取組みや
中心市街地でのイベント「いろは市」についてお話を伺い、皆さんで各自視察しました。
「いろは市」は、上山城そばの十日町商店街にて開催!たくさんの人で賑わっていました。
*長屋門ギャラリー:屋内外でワークショップや展示・販売がされていました。
*まちCafé2011:カフェスペースのほか、ものづくり作家さんの作品展示もされていました。
山形県上山市の皆さん、ありがとうございました!
担当のKでした。
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